平成30年10月1日から那珂川町は那珂川市に。人口は50,004人
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2016年10月26日(水)に総務省が平成27年国勢調査確報値を公表し、その中で那珂川町の人口が50,004人と発表されました。那珂川町は市への昇格(?)を長年目指していましたが、市となる条件(市制条件)の一つである人口5万人以上を達成し、平成30年10月1日をもって那珂川町は那珂川市へとなる予定だそうです。
市制条件とは何か?
地方自治法によって定められている市となるべき普通地方公共団体の要件(市制条件)は下記の通りだそうです。
・原則として人口5万人以上
・中心市街地の戸数が全戸数の6割以上
・商工業等のとして企業体に従事する世帯人口が全人口の6割以上
・他の当該都道府県(今回は福岡県)の条例で定める条件を満たしていること
となっています。今回はその市制条件の一つである人口5万人以上を達成したということは大きいですね。「原則として」としてはいますが、2010年の前回調査では、わずか220人足りない49780人という状況で、那珂川市となれなかったわけで危ういところでした。
ちなみに、速報値は50,029人だったので速報値よりは落としています。50,004人といことはあと5人足りなかったらダメだったということでしょうか……那珂川町の担当者の方はヒヤヒヤだったのではないでしょうか。
筑紫郡が消滅する?
福岡県筑紫郡那珂川町でしたが、これが福岡県那珂川市になります。
もともと筑紫郡はかなり広い範囲が対象でしたが、一足先に筑紫野町が筑紫野市、春日町が春日市、大野町が大野城市、大宰府町が太宰府市となり筑紫郡から離脱して残るは筑紫郡那珂川町だけでした。
市となることで筑紫郡からは離脱することになり、筑紫郡の自治体がなくなるので筑紫郡は消滅することになります。
那珂川町が那珂川市になるとどうなる?
住所表記が上記の通り変わるのが一つ。
あとは福祉事務所の設置などが行われます。行政単位でいうと県からの権限の委譲が行われて、行政が物事を決めやすくなるというのはあるかもしれません。
那珂川町では「市になると変わること」というページでも用意しているのでこちらもご参照ください。
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