焼きラーメンの特徴、歴史、起源、自宅での作り方
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博多ラーメンと一口に言っても、スープの濃さや調理の方法により呼称が異なったりします。ここでは「焼きラーメン」について解説してます。福岡市の屋台文化から生まれた独特の麺料理です。その歴史と自宅での作り方を詳しくご紹介します。
焼きラーメンの歴史と起源
焼きラーメンは福岡の天神で営業するラーメン屋台「小金ちゃん」(昭和43年創業)が発祥と言われています。
焼きラーメンは1968年に福岡市天神の屋台「小金ちゃん」で誕生しました。暑い夏の日にスープを飲むのが難しい客のために、初代店主が考案したのが始まりです。茹でたラーメンの麺に豚骨スープと特製ソースを絡めて鉄板で焼き上げるスタイルが特徴です。
焼きラーメンとは文字通り、ラーメンを焼いたもので、焼きソバに近い感覚ですが、焼きそばが先に麺を炒めた後に味付けをするのに対し、焼きラーメンは、ゆでた麺と焼き豚などの具材を鉄板で炒めてから、味付けとして煮詰めたとんこつスープ、ウスターソースをかけます。
より焼きそば感を出したい場合は、キャベツなどの具を増やしたり、マヨネーズをかけて調理するパターンもあります。
福岡の屋台が元祖という事もあり、当初は福岡でしか食べられていませんでしたが、各大手食品メーカーにより、焼きラーメンのインスタントラーメンの商品化がはじまり、徐々に全国区に広まりました。
自宅で簡単に作れる!美味しい焼きラーメンのレシピ
福岡の屋台で人気の「焼きラーメン」を自宅で手軽に再現する方法をご紹介します。豚骨スープと炒めた麺の香ばしさがたまらない一品です。生麺を使って本格的な味を楽しんでください。
材料(1人前)
- 中華麺(生麺がおすすめ)1玉
- 豚バラ肉 50g
- キャベツ 50g
- もやし 50g
- きくらげ 適量
- 小ねぎ 適量
- 豚骨スープの素(濃縮タイプ) 適量
- サラダ油 適量
- 醤油、オイスターソース 少々
- ごま油 少々
手順
- 準備: きくらげを水で戻し、キャベツをざく切り、小ねぎを小口切りにします。豚バラ肉は一口大に切ります。
- 麺を茹でる: 大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かし、中華麺をパッケージの表記時間より1分程短く茹で、よく湯切りします。
- 具材を炒める: フライパンにサラダ油をひき、中火で豚バラ肉を炒めます。次にキャベツともやしを加え、しんなりするまで炒めます。
- スープを準備: 濃縮タイプの豚骨スープを希釈します。ラーメンスープの場合の半量程度のお湯で溶くのがおすすめです。
- 麺を炒める: フライパンに少量のサラダ油をひき、茹でた麺を炒め、軽く焼き目を付けます。
- 仕上げ: 取りよけておいた具材、きくらげを加え、豚骨スープを注ぎ、汁気が少なくなるまで炒め合わせます。
- 盛り付け: 器に盛り付け、小ねぎやお好みの薬味をトッピングし、ごま油を回しかけて完成です。
焼きラーメンのコツ・ポイント
- 麺は乾麺よりも生麺を使用すると、小麦の風味が楽しめます。
- スキレットをあらかじめ温めておくと、屋台で食べるような熱々の状態を再現できます。
- 豚骨スープの濃度や塩加減はお好みで調整してください。
福岡の焼きラーメンは、家庭でも手軽に再現できる美味しい一品です。ぜひ試してみてください。
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