世界文化遺産の三池港で年に2度見られる「光の航路」1月17日〜27日
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世界文化遺産の三池港で年に2度見られる「光の航路」をご紹介します。1月と11月の年に2回だけ閘門の間に夕日が落ちて海に真っ直ぐ伸びる「光の航路」が出現します。
三池港
三池港は、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産です。
1908(明治41)年に開港した港で、水位の異なる河川や運河、水路の間で船を上下させるための装置である閘門式ドックを日本で唯一持つ港として有名です。
三池港築港以前は、大牟田川河口から小型船で口之津港(長崎県南島原市)や三角西港(熊本県宇城市)まで石炭を移送し、そこで大型船に積み替え海外に輸出していましたが、三池港の築港により、直接、三池港から海外へ石炭の輸出が可能となり、三池炭鉱躍進の一翼を担いました。遠浅で干満の差が大きい(最大6m)有明海で、渠内(ドック)の水位を一定に保つための閘門式水門は現在も稼働しています。多額の費用がかかる三池港の築港を、「石炭山の永久などということはありはせぬ。築港をやれば、そこにまた産業を興すことができる。築港をしておけば、いくらか100年の基礎になる」といって当時の三池炭鑛社事務長の團琢磨は決断したといわれています。
光の航路とは
福岡県大牟田市の三池港で11月と1月の時季は夕方になると、港の先端から、水門を開閉して水位を調整する閘門を通り、有明海に沈む夕日が、展望所までほぼ一直線に伸びる「光の航路」が出現します。
光の航路が見られる日程と時間は
光の航路が現れるのは11月と1月とお伝えしましたが、1月は17日から27日までの10日間ほどが閘門の間を通り、光の航路が出現します。さらに、閘門の真ん中を通るベストのタイミングとなると、21日、22日、23日あたりになると思います。また、出現する時間は夕日が沈むタイミングですので、17時40分あたりからはじまります。11月は例年11月15日から11月25日となっています。
光の航路は「1月17日〜27日の17時40分前後」に出現します!
光の航路の詳細
- 日時:1月17日〜27日の17時40分前後
- 場所:三池港展望所
- お問い合わせ:大牟田市観光おもてなし課
- 電話:0944-41-2750
- 住所:大牟田市新港町1
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