福岡県民あるある“明太子、ラーメン、辛子高菜、もつ鍋”
2017年11月20日 月曜日
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申し訳ないですが、かなり無責任に言いたい放題言っています。 半分冗談、福岡愛から来るものだと許して下さい。 なるほど!と参考になったり、クスッと笑えたり、夜ふとんに入ってじわ~っと思い浮かんだりして頂けたら幸いです。
第一弾は「明太子」「ラーメン+辛子高菜」「もつ鍋」です。
明太子は意外と食べない
案外知られていないようですが博多の朝の食卓に明太子が出てくることなんてほぼありません。
余程稼ぎの良い旦那さんで、明太子が好きだという二つの条件が揃わない限り明太子を見ることはないでしょう。
晩御飯も同様です。
何故?
そう、明太子はやはり贈答品なんです。
どう考えても、福岡県人に明太子を送る人は少ないでしょう?
何かの料理のアクセントで使用したり、時には単体でテーブルに並ぶ事もあるでしょうが、それが日常というのは、明太子に関係する仕事をしている人以外はまずないでしょう。
明太子が高すぎると思っている。
これ本当によく聞きます。
「あんな高いものわざわざ金出して買わんよ。」ってね。
県外の方がお土産用に購入されている際には、そんな感想聞いた事もありませんから、そこまで高いとは思っていないのでしょう。
逆に福岡市民は口を開けば「なんであんなに高いかねぇ?」って言っています。
他県人の思う福岡県人は明太子LOVEだと絶対に思っていますよね。
他県人のイメージと現実にこれほどギャップがあるのって明太子が一番じゃないかなぁ。
なんで明太子ってあまり愛されていないんでしょうかねぇ・・疑問です。
とんこつラーメン店の臭いは、近隣から頻繁に苦情がくる。
これは本当にあるある。
とんこつラーメンを愛して止まない福岡県人も、換気扇から洩れてくる強烈な豚骨臭は受け付けないという人が多いのです。
“今日の昼はラーメンだ”と決めてラーメン屋に向かう途中に、風向き悪く強烈な豚骨臭を嗅いでしまうと、店に入る手前でやっぱり“うどん”にしよう。
なんていうのは日常茶飯事です。
「豚骨のいい匂いがしてきたなぁ、よし、食べるぞー。」なんてなりません。
ラーメン屋に辛子高菜が置いていないとしょんぼりする。
福岡市のラーメン屋のテーブルには“紅ショウガ”や“辛子高菜”ときには“もやし”や“にんにく”などが置いてあります。
見出しとは関係ないですが、紅ショウガを入れる人最近見ないですね。(特に若い人)
そもそもは、くど過ぎるとんこつスープを緩和するために用意されているのが紅ショウガですが、最近のとんこつラーメンにはその“くどさ”がありません。
“濃厚とんこつスープ”がウリの店でも、スープを飲み干せてしまう程です。
昔は、「俺にはちょっときついかな、このスープは。」などと言う県外客に「とんこつラーメンのスープはそもそも飲むモノではないですよ。」とレクチャーしていたものですが・・。
ちなみに紅ショウガをバサッと入れる光景が今でも当たり前のように見られるお店は「元祖長浜」通称“がんなが”です。
さて、辛子高菜の話をしましょう。
辛子高菜は大人気です。
あまりに入れ過ぎる人が多い為に、有料化になったり“お一人様一皿まででお願いします”と一皿ずつ小分けにしたお店もたくさんあります。
もちろん、どれだけ入れても、それはもうスープが赤色に染まってラーメンの味などしないであろうくらいになっても注意ひとつされないお店もあります。
以前“おもしろ動画”で「吉野家」の店員は一杯の牛丼に備え付けの紅ショウガを一箱すべて使い切ったらどうするのか?というくだらない検証がありました。
一人の店員は笑顔で「お好きなんでね」と言ってニコニコしていましたが、別のお店では店員「もうおやめ下さい」
客「はい、わかりました。」
客:隠れて隣の箱の紅ショウガをまた入れる
店員:駆け寄って来て注意する。
客:謝るが、また紅ショウガを入れる。
店員:激ギレしていました。
「長浜将軍」や「博多元気一番」のように辛子高菜からその人気に火が付いたお店もあります。
「長浜将軍」なんかはどれだけ入れても怒られることはありませんよ。
ただ単に辛いですが・・。
一杯目は普通に食べて、替玉の時に辛子高菜をどっさり入れる、私の定番の食べ方です。
「バリかた」や「ハリガネ」と注文する人は思いのほか少ない。
「ラーメン1杯ね!」
「ありがとうございます。麺の固さはいかがしますか?」
「普通で。」
最近特にこのやり取りが多いんです。
博多の人は「ラーメン頂戴とか言わないで、店に入るなりバリかた。」って言うんだろ?
なんて言う他県の方がいます。
日本は未だに“ちょんまげ“だと思っている外国人並みの発想です。
たしかに一昔前の「元祖長浜」なんかはそんな感じでした。
「元祖長浜」客もリピーターが多いですしね。
今では海外からの観光客も多いですし、「“バリかた”や“ハリガネ”なんかでは麺の繊細な味わいが伝わらない」などと食通ぶる野郎たちが普通麺の普及に一役買っています。
私は常に「バリかた」です。
その店の「バリかた」具合が足りていなければ、替玉は「ハリガネ」になります。
どうでもいい個人情報でしたが、店によって「バリかた具合」が随分違うという事を知っておいて損はありません。
700円以上のラーメンは意味がわからない。
タイトルそのままです。
全く意味が分かりません。
ですから、福岡の二大巨頭を真っ向から否定することになりますが、わざわざ並んでまで高いラーメンを食べるのは観光客だけです。
筑豊地域の山小屋ラーメンは上場企業だと云う事はあまり知られていない。
福岡のラーメン屋さんで株式を上場しているのは「一風堂」(株式会社力の源ホールディングス/平成29年に東京証券取引所マザーズに株式上場)だけではありません。
筑豊地方を中心に店舗展開している「山小屋ラーメン」(ワイエスフード株式会社)は「一風堂」よりも早い、平成17年にジャスダック証券取引所に株式を上場しています。
メディア露出の少なさや、筑豊という福岡の田舎町が起源であること、店舗集積も筑豊地域に依っていることからとても地味な印象です。
私が中高生の頃には、まだ二店舗ほどしかなく「山小屋ラーメン」の大盛りチャーシューメンを食べるのが最高の贅沢で楽しみでもありました。
客を客とも思わないヤンキー店員とつかみ合いの喧嘩をした思い出の「山小屋ラーメン」も年月が流れて上場企業です。
そりゃ私も年をとりますわな。
ラーメンをソーメンつゆで頂くラーソーメンはかなり旨い。
県外の方、ラーソーメンってご存知ですか?
タイトルの通りです。
めちゃうまいです。
福岡県人の方でもまだ食べた事が無いという方は是非、居酒屋「ふとっぱら」までどうぞ!
こちらではラーソーメンだけを頂くことをオススメします。
もつ鍋が大好き。
これは本当にそう。
明太子なんか比べ物にならないくらいもつ鍋LOVE県人が多いです。
もつ鍋を食べた後、「もう一年は食べなくていいかなぁ」と言いたがる、が、また行く。
福岡はやっぱりもつ鍋が美味いです。
もつ鍋「やま中」のような名店から居酒屋の低価格のもつ鍋まで様々です。
福岡のもつ鍋の基本はみそ味/しょうゆ味/さっぱり出汁をポン酢で頂く、この三つです。
中には塩味や、変わり種、もつ鍋元祖の「万十屋」などもありますがその辺は割愛します。
色々なランキングや、何処どこが美味いなどの情報が溢れかえっていますが、みそ味なら「やま中」で間違いなしです。
基本的にはみそ味のもつ鍋はやま中を真似ていると思っていいです。
(当然そうでないところもありますし、知ってもいますが「やま中」で修行後独立した所や、実際にやま中からスープを持ち帰り、研究した店などたくさんあります。)
好みもありますが、みそ味が一番うまい。
私が連れて行った方の99%はみそ味が美味いといいます。
本当に美味しく、地元民福岡県人も県外からの客人と一緒になって「うまい、うまい」と箸が進みます。
そしてお会計が終わって店外に出てから、県外客人とこんなやり取りになります。
「本当に美味しかった。ちょっと衝撃的なうまさだね。」
「そお、喜んでもらえたなら良かったよ。」
「うん。ありがとう。来月も福岡来る予定あるから絶対また此処に来るよ。」または「此処に来ようよ。」
「うーん、俺はちょっとしばらくいいかな・・・・今年はもういいや。」
などとうそぶきます。だけど、必ず年内に行ってしまいます。
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