ワタリセファーム&ワイナリー 北九州初のワインが出来ました!
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原料の栽培から醸造までをすべて北九州で行うオールイン北九州ワインの存在を知っていますか?
今日はそんなワタリセファーム&ワイナリー発、北九州産ワインについて見ていきましょう。
始まりはワイン特区!?いろんな特区は聞くけど初耳です。
『ワイン特区』聞いたことありますか?
遡ること小泉政権時に地域経済成長を目的として、構造改革特区を施行したことが始まりです。
そこまでは知っていましたが、まさかワイン特区なるものがあるとは・・・・。
このワイン特区は簡単に言ってしまえば、酒造法の緩和ということです。
お酒を造るには免許が必要ですが、これまでは酒造量6,000ℓ以上作ることが前提だとするルールがあったのです。
どういうことかと言えば、大量のお酒を造るための設備投資が必要だったということです。
ワイン特区によりこれが緩和されたとなれば、酒造認可を取りやすくなり、小規模の果樹生産農家さんが新たなビジネスにチャレンジ出来ますよね。
要するに農業の六次産業化を後押しするという事なんです。
ワタリセファーム&ワイナリーの挑戦!
ワイン特区だから申請さえすれば、晴れてお酒造りが出来て、たくさん利益がだせるぞ!なんてことは幻想です。
北九州産のワインを完成させたワタリセファーム&ワイナリーでは、苗木作り方から勉強を始め、次は畑の開墾から苗木を植える。
美味しいブドウを育てることはもちろんもこと、免許の申請手続きから醸造の研修など、気が付けば10年の歳月が流れていたそうです。
そして2018年2月、そうやく果実酒製造免許が交付され、醸造が始まったのです。
地産地消から初めて、いつかは地産他消へ
2018年、初めて出荷したワインは見事売り切れになったようです。
この秋に新たに醸造する次のワインにも予約が入っているとのことで、関係者のみなさんの努力を思えばうれしい限りです。
農業や畜産などの六次産業化は今後の日本の至上命題とも言えます。
一般消費者である我々の意識も非常に大事になってくることでしょう。
詳しいことも取材せずに、適当なことは言えませんが、まさか北九州発のワインが出来るなんて思ってもみませんでした。
みなさんも是非、地元産のワインがあるという事を知っていただいて、宣伝や消費につなげて行きませんか?
そしていつかは、北九州産のワインが日本中を、さらには世界へ羽ばたいていく応援が出来たらうれしいですね。
ワタリセファーム&ワイナリー概要
名称/ワタリセ自然農場
住所/北九州市若松区有毛1788
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