毛髪の基本構造としくみ
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髪に関する基本知識をお届けします。ここでは毛髪の基本構造や成分について説明しています。
毛髪の基本構造と仕組み
髪の寿命
毛髪は、約90%のケラチンタンパク質、約15%の水分、メラニン色素、脂質、微量の元素から出来ています。また主な成分であるケラチンタンパクは18種類のアミノ酸から構成されています。
健康な状態の毛髪はイオンバランスの良いPH4.5~5.5の弱酸性。
毛髪の構成は外側から順に、最表面の毛小皮(キューティクル)、その内側にある毛皮質(コルテックス)、そして中心部の毛髄質(メデュラ)と、大きく3つの部分に分けられます。
毛小皮(キューティクル)
髪の内側を守る働きをしています。硬質のケラチンで作られています。
約5枚~10枚が根元から毛先にかけて一定の間隔で重なり、ウロコ状になっています。
3段階の硬さに分かれた3層キューティクルで構成されており、外側が一番硬めで、内側になるほど水分になじみやすい性質をしています。
キューティクルの枚数は個人差がありますが、日本人の平均は約5枚~6枚と言われています。キューティクルの枚数が多くなると、パーマ液の浸透に時間がかかったり、カラーリングの色に違いが出たりします。
毛皮質(コルテックス)
強さを保つ長い繊維状物質と、水分保持や弾力性を保つ糸を巻いたような形状の物質からできていて、髪のほとんどの成分を独占しています。髪色を染める働きをするメラニン色素も含まれています。
毛髄質(メデュラ)
メラニン色素や、他の構成部分に比べ最も脂分を多く含んでいます。蜂の巣の様に空洞になった細胞が軸方向に並んだ形状をしています。
一般的に太い髪質の人はこの毛髄質を多く含んでおり、またパーマがかかりやすいとも言われています。
毛髄質が全く含まれていない場合もあり、物理的な機能に関しては不明な点も多く、まだ充分に解明されていません。
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