福岡移住のトレンドは糸島から福津(津屋崎)へ
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移住先として全国から熱い注目を集める福岡。
政令指定都市における人口増加率は全国一、30歳未満の若者が占める人口割合も一番です。そうしたエネルギー溢れる街ながら家賃や、その他の物価は他都市圏に比べて格段に安いというのが最大の要因だと言われています。
その他の要因を挙げるとするならば、経済特区に指定されており、起業件数(外国人含む)も全国一番であり、それを後押しする政策も充実しています。
またコンパクトシティー福岡。というように国際、国内線空港までのアクセスの良さは他県の追随を許しません。
尚且つ、海、山といった自然が天神、博多と言われる商業地域から車で僅か20分程度の距離に点在していると言う正に理想的な街なのです。
利便性は福岡市及び隣接市に集中している?
冒頭に全国から熱い視線を集める福岡、と記載しました。
何故かと云えば、福岡県全体で見た場合には大きな市町村格差があるからです。
福岡県の中心と云えばやはり福岡市です。
転勤や就職を含めた人口増加、ライフスタイルを追求する為の移住を除けば圧倒的です。
沢山の地場企業の本店や、大手企業の支店が存在し、商業の中心である福岡市に人々が集まるのは極々自然なことです。
その福岡市への通勤アクセスや、戸建やファミリータイプ分譲マンションの値頃感からか
隣接する、春日市や大野城市、筑紫野市、古賀市などに居を構える方々も非常に多くなって来ています。
しかしながら、福岡市から車で一時間以上を要する市町村では全国のそれと同じように高齢化や商業空洞化に対する十分な対策が取られているとは言えない状況が続いています。
ブランド化に成功した糸島市に追いつき、追い越せるか
他県の人から見ると福岡市イコール博多と云うイメージが強いようです。
しかし最近では博多と並ぶ知名度と注目度で脚光を浴びているのが糸島市です。
古くから歴史を辿れば切りがありませんので近代史に見て簡易的に記載しますが、前原市、二丈町、志摩町が合併し糸島市が誕生しました。
2010年1月1日のことです。
後述しますが、糸島市は合併直後からその地域ブランド戦略を推し進めてきました。
一方の福津市はどうでしょう?
福間町と津屋崎町が合併し福津市が発足したのが2005年のことです。
実は糸島市よりも4年早いのです。
ここまで糸島市の独走を許してしまった要因は沢山あるでしょうが、要するに地域のブランド化を推進出来ていなかったということです。
2016年まで分庁舎制を敷いていたことがその要因ではないかと云う方も居られるようですが本質はわかりません。
ブランディング自体簡単なことではありませんが、それを如何に訴求していくかと云うこは行政に置ける最重要課題となります。
次回は、其々が持つ観光資源や、商業・産業、そのような視点からひも解いていきたいと思います。
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