頑張ってほしい、願いも込めて“居酒屋 菱谷”
前日の夜、非常に美味しそうなかつ丼の映像を見てしまいKO寸前まで追い込まれた私は明くる日必ずかつ丼を食べることを胸に誓い、眠りにつきました。
翌朝目覚めてみると珍しく昨夜の想いが揺らぐことはありませんでした。
会社近くの定食屋“中田中”でかつ丼を食べると決めた私は昼時早速“中田中”へ。
ガーン。
今日は水曜日、“中田中”はお休みです。
あまりのショックにかつ丼を食べられる次なるお店を検索する元気も湧いてきません。
トボトボと会社への帰路に向かう途中に店外看板の“カツとじ定食”の文字が飛び込んできました。
そのお店の存在は昔からなんとなく気が付いてはいましたが特別印象も無く、ここ一年くらいの居抜き居酒屋さんというそれ以上でもそれ以下でもありませんでした。
しかし今日は迷わず入店です。
一人ぼっちの寂しいランチ
店内に入るとお客は私だけでした。
数席有るカウンター席に腰掛けます。座敷席も二つほどありましたよ。
店内に入ると40代後半、50代前半でしょうか・・店主と思われる方が元気なく出迎えてくれました。
その傍らには店主のお母さんでしょうか、随分と年齢のいった女性がお冷を案内してくれます。(間違っていたらすいません。)
カウンターには既に氷水が用意されていましたが、もっと冷えたものを持って来て下さるとのことでそのお言葉に甘えました。
さぁ、暗くなっている場合ではありません。
迷わず“カツとじ定食”を注文です。
そしてそこで少し私冒険してみました。
『すいません。カツとじをかつ丼にはできないでしょうか?』
少し間がありまして店主さんが「えーっとうーん」と考え込みだした所で私自らの提案を引っ込めることにしました。
『大丈夫です。すいませんでした。』
少しして、サラダと茶わん蒸しが出てきました。
カツとじと味噌汁が出てくるものだとばかり思っていた私は、少し驚いたような、嬉しいような。
それらを頂いているところでカツとじの登場です。
大きく肉厚のカツが存在感を発揮しています。
傍らには自家製でしょうか、ぬか漬けが添えてあります。
カツは非常に柔らかく、お出汁は繊細で優しい味です。
先程の茶わん蒸しもそうでしたが、非常にやさしい味付けと云うのが私の印象です。
後で調べてみましたら、出汁が自慢とのこと。
その店主の自慢に少し気が付けた自分を褒めてあげたい・・・・。
何よりこのボリュームで680円です。
そして、この追い詰められたかつ丼難民を救ってくれた“居酒屋 菱谷”さん。
私はこれからを応援します。
頑張ろう“菱谷”、がんばろう私・・・以上です。
店舗情報
住所/福岡県福岡市中央区高砂2-12-1
TEL/092-753-6879
定休日/不定
営業時間/17:00~24:00 (ランチやってます。)
情報が少ないです。
出汁が決めての「もつ鍋」に自信有りのようです。
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