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福岡市中央区高砂　ぬか床の千束　売切れ御免の人気ランチ

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2017年12月22日金曜日

以前から行きたくて、行きたくて、行けていなかったお店です。

という訳で、少しだけテンション高めで訪問しました。

メニューはぬかみそ煮のサバと豚、注文時には“肉”“魚”と頼みましょう！

お店の外で“魚”“肉”どちらかを決めて入店しましょう。

入口を入ってすぐに急な階段を上って二階に行って下さい。

食事は二階で食べることが出来ます。

二階はカウンターが4席と三人で使えるテーブルが一つという目の行き届く空間です。

この日はテーブル席に着座しましたが、オススメはカウンター席です。

カウンター席は掘り下げになっていて、足を下ろすことが出来ますよ。

テーブル席は掘り下げになっておらず、大きな方には窮屈だと思います。

200年続く伝統の“ぬかみそ”を味わおう！

千束のぬか床は、江戸初期（1632年頃）に豊前・小倉藩主が、前任地の信州・松本から「保存食の妙法」として伝えたものが始まりとされていて、不確かながら店主の母方の家系と同じく、遠い祖先から代々受け継がれ今まで守られてきたもののようです。

そんな歴史の詰まった千束のぬか床を食べれるなんて、北九州出身で、ぬか炊きに馴染みの深い私のテンションが上がらない訳がありません。

当然、ぬか炊きに関しては辛口コメントですよ・・・。

“肉”と“魚”共に抜群に美味い！味の染み加減も、漬物の漬かり具合も最高

先ずは“肉”豚の角煮風ですがあくまでぬか炊きです。

豚はもちろん、白和えから味噌汁、白ご飯まで最高においしいです。

体にやさしく、自然と浸みわたっていく感じがします。

大袈裟ではなく、ほんとうに体が喜んでいる感じがします。

そして、実は一番楽しみにしていたのが、ぬか漬けの漬物です。

この日の漬物は白菜、大根、キュウリ、パプリカ、茄子、どれも抜群の漬かり具合です。

茄子なんて今まで経験した事のない美味しさでした。

お次は“魚”を見てみましょうか。

セットの内容は“肉”と同じです。

それでも、私のオススメは断然“魚”です。

肉厚のサバは最高に、本当に最高の美味しさです。

比べるのは失礼でしょうが、私が実家で食べていたぬか炊きとは全く別次元の食べモノでした。

繊細で薄味なのに、しっかりと味噌の旨みを吸いこんだサバのおいしさは格別です。

非常に大きなサバですが、ぺろっとイケちゃいますよ。

途中、常連のお客さんが何組かいらして、“いつも魚だから、今日は肉ね”と言っていましたが、私もそれがいいと思います。

お肉好きの方も、先ずは魚から入って飽きてきたら“肉”を注文するのがいいと思います。

海外の観光客も多い千束

こちら千束には海外からのお客さんも多数いらしています。

恐らく、何らかのオススメの店として紹介されているのでしょうね。

多い日などは入口にガイドブック片手の外国人の方たちが列を成しているのは珍しい光景ではありません。

地元発祥の伝統料理である“ぬか炊き”が海外の方にも味わって頂けるなんて嬉しい限りです。

この千束は私の大切なお店として、色々な方に紹介したいと思います。

これまでに“ぬか炊き”は食べた事が無いという方にも、是非とも言って頂きたい特別なお店です。

商品のお取り寄せも可能な千束、注文はお電話でどうぞ！

千束では“熟成ぬか床”を購入できますよ。

そのまますぐに使うことが出来ますし、今現在お持ちのぬか床に加えることも可能です。価格は1袋1㎏　1,000円(税別)となっています。

さらには、お使いやすいぬか床セットも販売しています。

こちらは、塩をせずに洗って野菜を入れるだけで、おいしい漬物が出来上がりです。

野菜の栄養価は一晩つけることによって、5倍から10倍にもアップするとのことです。

「ぬか床のしおり」という解説書が同封されていますので、保存方法や漬け方についてはそちらをご覧になってください。

※タッパーサイズ／縦260mm × 横190mm × 高さ129mm1セット3,000円(税別)です。

ぬか炊き魚・肉も購入可能です。

酒、醤油、砂糖などをぬか床に入れて、青魚（鯖・いわし）／豚肉をじっくり煮込んだ保存食です。

共に、1セット2人前入り１セット　800円(税別)です。

店舗情報

店名／ぬか床　千束

住所／福岡市中央区高砂2－9－5

営業時間／販売10：00～17：00　飲食11：30～売切れまで

ＴＥＬ／092－522-6565

定休日／土・日・祝日

ＨＰ／http://www.nuka-chizuka.com/

※商品の注文は電話で受け付けますよ。

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投稿者のプロフィール

Mr.K

テレビには映らない真実の福岡を伝えよう、と私は立ち上がったのです。

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