【2024】柳川 うなぎ・せいろ蒸しの特徴と美味しいお店5選
記事内にプロモーションを含む場合があります
川下りでも知られる福岡県柳川市。その名物料理といえば、やはり「うなぎのせいろ蒸し」ですよね。通常のうな丼とは異なる調理法や味わいを楽しめる一品です。
今回はそんな柳川の名物グルメの「うなぎのせいろ蒸し」が食べられる名店をピックアップして紹介していきます。
うなぎのせいろ蒸しとは?
福岡県柳川市の「うなぎのせいろ蒸し」は、うなぎの蒲焼とご飯を一緒に蒸し上げるという独特の調理法で作られる伝統的な郷土料理です。
せいろ蒸しの調理は、蒲焼にしたうなぎを白米の上にのせ、木製の「せいろ」に入れて蒸し上げるところから始まります。この蒸しの工程を二度繰り返すことで、うなぎの香ばしさとタレの甘みが米一粒一粒にまでしっかりと染み込み、全体として調和の取れた味に仕上がります。通常のうな丼と比べて、うなぎはふっくらと柔らかく、口の中でとろけるような食感になるのが特徴です。
また、せいろ蒸しでは、白米用とうなぎ用で異なるタレを使い分ける店もあり、それぞれの素材の風味を引き立てる工夫が施されています。見た目も美しく、木製の四角いせいろに盛り付けられたご飯と、その上に乗った錦糸卵が彩りを添え、食欲をそそります。
柳川に観光に来たらぜひ行きたい うなぎのせいろ蒸しの名店
柳川に観光にくるならぜひ行きたい、うなぎのせいろ蒸しの名店を紹介します。
伝統と洗練が詰まった元祖・本吉屋のうなぎせいろ蒸し
福岡県柳川市にある「元祖 本吉屋」は、340年以上の歴史を誇る老舗料理店で、特に「うなぎのせいろ蒸し」で名を馳せています。この料理は初代店主が考案したもので、今や柳川の名物として広く親しまれています。秘伝のタレや丁寧な調理法が際立つこの一品は、ただの「うな重」とは一線を画した味わいです。
本店は柳川の風情を感じる落ち着いた空間で、店内からは庭園を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。2~8名用の個室も完備されており、家族や小グループでの食事にも最適。140席もあるため、繁忙期でも比較的ゆっくり過ごせる点も魅力です。遠方から訪れる観光客が多いこともうなずける、行き届いたサービスが提供されます。
- 店名: 元祖 本吉屋 本店
- 住所: 〒832-0022 福岡県柳川市旭町69番地
- 電話番号: 0944-72-6155
- 営業時間: 10:30~20:00 (ラストオーダー 19:30)
- 定休日: 月曜日 (祝日の場合は翌日)
- アクセス: 西鉄天神大牟田線「西鉄柳川駅」より徒歩約15分
- 駐車場: あり (30台)
- 支払方法: カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
- 席数: 140席
ちなみに、福岡市内にある岩田屋のデパ地下内にも店舗がありますので、柳川まで行かずに……という方はこちらで召し上がるのもありかと思います。
香ばしさと柔らかさが際立つ川よしのうなぎせいろ蒸し
福岡県柳川市の「うなぎ処 川よし」は、観光名所の一つとして人気を集めるうなぎ料理の名店です。同店の看板メニューである「うなぎのせいろ蒸し」は、白米にタレを染み込ませてから蒸し上げ、うなぎの香ばしさとふっくらした食感が絶妙なバランスで楽しめます。
- 店名: うなぎ処 川よし
- 住所: 〒832-0824 福岡県柳川市三橋町藤吉494-4
- 電話番号: 0944-72-2670
- 営業時間: 11:00~20:30 (ラストオーダー 20:00)
- 定休日: 火曜日 (祝日の場合は営業)
- アクセス: 西鉄天神大牟田線「西鉄柳川駅」より徒歩約7分
- 駐車場: あり (15台)
- 座席数: 50席
- 個室: あり (2人可)
- 予算: 昼夜ともに4,000円~4,999円
伝統の味を守る若松屋のうなぎせいろ蒸し
福岡県柳川市にある「若松屋」は、安政年間(1854~1860年)に創業した160年以上の歴史を持つ老舗のうなぎ料理店です。長年受け継がれてきた秘伝のタレと、丁寧な焼き方が特徴の「うなぎのせいろ蒸し」は、多くの観光客や地元の人々から愛されています。
串を刺さずに箸で焼いているのも特徴で、丁寧に返しながら焼き上げ、ふわっと柔らかな食感に。
- 店名: うなぎ料理 若松屋
- 住所: 〒832-0065 福岡県柳川市沖端町262
- 電話番号: 0944-72-3163
- 営業時間:
- 昼 11:00~14:30
- 夜 17:00~20:00(L.O. 19:15)
- 定休日: 毎週水曜日、第1・第3火曜日(祝日は営業)
- アクセス: 西鉄バス「御花」バス停から徒歩5分
- 駐車場: あり(店舗横と第2駐車場)
- 席数: 190席(大広間は最大70名まで対応)
- 個室: あり(6人用)
- 予算: 昼夜とも3,000円~4,999円程度
伝統と革新が融合する老舗 皿屋 福柳の魅力
福岡県柳川市にある「皿屋 福柳(さらや ふくりゅう)」は、江戸時代中期の享保年間に創業した歴史ある料理店です。当初は柳川藩の御用両替商として始まり、長い時を経て飲食業としても高い評価を受けてきました。現在は、伝統的な「うなぎのせいろ蒸し」と、柳川ブランド認定を受けた「うなむす」という革新的な料理で知られる人気店です。
看板メニューである「うなぎのせいろ蒸し」は、柳川の伝統的な調理法を用い、うなぎの旨味をしっかり引き出した定番料理です。じっくりと蒸し上げたご飯とうなぎが絶妙に調和し、飽きのこない味わいが楽しめます。もう一つの人気メニュー「うなむす」は、せいろ蒸しのご飯でうなぎを包み、有明海産の海苔で手巻きに仕上げた一品です。柳川ブランド2020にも認定され、地元の新しい名物として注目を集めています。平日ランチ限定の「うなむす昼膳」は、サラダやコーヒーが付く豪華なセットで、初めて訪れる人にもおすすめです。
店内は江戸、大正、昭和の建築様式が融合した重厚な造りで、歴史を感じさせる雰囲気が漂います。両替商時代の天秤や看板、古いひな人形などが展示され、店内を見て回るだけでも楽しめます。ピアノが置かれた宴会場や、北原白秋作詞「あわて床屋」をモチーフにしたステンドグラスも設置されており、訪れる人々を惹きつける独特の空間が広がっています。中庭を望む席や個室もあり、落ち着いた食事を楽しむことができるのも魅力です。
- 店名: 皿屋 福柳(さらや ふくりゅう)
- 住所: 〒832-0063 福岡県柳川市沖端町29-1
- 電話番号: 0944-72-2404
- FAX番号: 0944-73-8277
- 営業時間: 11:30~14:30
- 定休日: 毎週木曜日、第4水曜日
- 予算: 3,001円~5,000円
- 席数: 80席
- 個室: あり(4人以上対応)
- 駐車場: 17台
- 支払方法: 現金のみ
- 禁煙: 全席禁煙
歴史と美景に包まれる、御花の集景亭で味わううなぎのせいろ蒸し
「柳川藩主立花邸 御花の集景亭」は、福岡県柳川市にある歴史的建物で、柳川の伝統料理「うなぎのせいろ蒸し」を楽しめる特別な料亭です。かつて立花伯爵家が暮らした居室を利用した個室や、日本庭園「松濤園」を眺めながらの食事は、料理だけでなくその空間自体が贅沢な体験を提供します。
看板メニューである「うなぎのせいろ蒸し」は、鹿児島県や宮崎県産の新鮮なうなぎを使用。うなぎの骨や頭から丁寧に取ったダシをベースにした秘伝のタレが特徴で、熟練の職人が仕上げる蒲焼きが絶品です。タレをまぶしたご飯の上に蒲焼きを乗せ、20分ほど蒸し上げることでふっくらとした食感に。さっぱりとした後味で食べやすく、タレの風味がしっかり染み込んだご飯もまた格別です。
- 店名: 柳川藩主立花邸 御花 集景亭
- 住所: 〒832-0041 福岡県柳川市新外町1
- 電話番号: 0944-73-2189
- 営業時間:
- 昼 11:30~15:00(L.O. 14:30)
- 夜 17:00~21:00(L.O. 20:30)
- 定休日: 無休
- 予算:
- 昼 3,000円
- 夜 8,000円
- 座席数: 5席(料亭個室)
- 個室: あり(要予約、会席料理のみ)
- 駐車場: 柳川パーキングセンター(徒歩2~3分)
- 支払方法: カード可、QRコード決済可
- 禁煙: 全席禁煙(屋外に喫煙スペースあり)
- アクセス:
- 西鉄柳川駅からタクシーで10分
- 西鉄バス「御花前」下車徒歩5分
#この記事に付けられたタグ
投稿者のプロフィール
最新の投稿
-
-
2024.11.14.
レジャー・観光 【2024年】福岡での七五三のお祝い いつする?親の服装は?着物レンタルは?神社でのお参りや写真撮影のマナー -
-
2024.11.11.
レジャー・観光 紅葉八幡宮「ライトアップ&もみじ祭」2024年の紅葉の見どころと開催情報 -
-
2024.11.06.
ホテル・宿泊 2025年4月24日開業「ONE FUKUOKA HOTEL」天神の新ランドマーク!アクセス・客室・施設情報まとめ -
-
2024.10.30.
レジャー・観光 ベイサイドプレイス博多イルミネーション2024-2025 今年も11月1日から開催!港と光の共演