ヤフオクドームが福岡PayPayドームに改名!
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プロ野球のソフトバンクは2020年より福岡市にある本拠地のヤフオクドーム(福岡ドーム)の名称を「福岡PayPayドーム(英:FUKUOKA PaPay Dome)」に改称する方針を固めたということです。略称は「PayPayドーム」です。
いい機会なので、福岡ドームのネーミングライツや名称の変更の経緯や、ヤフオクドームからペイペイドームへと名称を変更する理由について探っていきたいと思います。
福岡ドームのネーミングライツと名称変更の流れ
福岡市地行浜にある福岡ドームは、2005年にヤフーがネーミングライツを獲得し「福岡 Yahoo!JAPANドーム(通称:ヤフードーム)」となりました。その後、2012年にソフトバンクが福岡ドーム自体を取得し、2014年にはYahoo!オークション(ヤフオク)に由来する名称「福岡 ヤフオク!ドーム(通称:ヤフオクドーム)」に変更したという経緯があります。
そして2019年10月30日に球場名を「ペイペイドーム」へと改称するという報道がなされたわけです。
福岡PayPayドーム?ダサくない?
うーん、個人的にはメチャクチャダサいと思います。
でも、福岡 Yahoo!JAPANドーム(通称:ヤフードーム)になった時も変だと思ったし、ヤフオクドームになるときはもっと変だと思った記憶があります。
おそらく来年のシーズン終了くらいになったら、普通にペイペイドームって言ってるんでしょうね。
きっと球場内の買い物はPayPayしか使えなくなるんでしょうね。キャッシュレスバンザイ!
参考:PayPayの評判とお得な使い方・活用方法(キャッシュレス丸わかりガイド)
ちなみん、2020年度より、今宮健太選手と髙橋純平投手が、2020年度のPayPayアンバサダーとなり、福岡PayPayドームだけでなく、外でもPayPayのPRを担うそうです。
ヤフーからPayPayに名称を変える理由
ペイペイドームのPayPayはご存知、ヤフーが提供しているスマホ決済サービスです。決済サービスとしての機能だけでなく、ヤフーは2019年になって「PayPayフリマ(メルカリのような個人間売買サービス)」や「PayPayモール(優良なECサイトを集めたショッピングモール)」などを始めています。
ヤフーはこれまで「Yahoo!○○」というようにYahooのブランド名を使ったサービスを展開してきましたが、近年は決済サービスとして登場させたPayPayという名称を使うようになっています。
特にPayPayモールなんて、Yahoo!ショッピングと丸被りですからね。
おそらくスマホ決済サービスとしてYahoo!Payではなく、PayPayという名称でサービスを開始した時点からYahoo!ブランドと距離を置くという方針は決まっていたのでしょう。
ヤフーは会社名自体も、これまでのヤフーから「Zホールディングス」に2019年10月1日から変更しており、現在のヤフー株式会社はZホールディングスの子会社になっています。
なぜ、Yahoo!のブランドを使わないのか?
おそらくはライセンス料の問題だと思います。
Yahoo!というブランド名は日本のヤフーが保有しているわけではなく、米国のYahoo!にもともとの権利があり、日本のヤフーはその権利を借りて商売をしています。
そのた目、利用にあたってはライセンス料の支払いが必要になるわけです。ヤフーからすれば、もはや実体のない(?)米国のYahooに義理立てする必要もあまりないのでしょう。
PayPayというブランドがYahoo!ブランドを代替できるようになった、あるいはそうしていくという意思の表れだといえそうです。
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