福岡の名医 胎児スクリーニング 青葉レディースクリニック

医療・病院・健康福岡の名医
2018年2月2日 金曜日

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名医紹介

小松一先生

九州大学医学部卒業。

九州大学病院周産母子センター母性胎児部門、北九州市立医療センター産婦人科、

九州厚生年金病院産婦人科勤務

青葉レディースクリニック開業。

病院概要

名称/青葉レディースクリニック

住所/福岡市東区若宮5-18-21

TEL/092-663-8103

診察科目/産科・婦人科

診察時間/9:30~12:00 15:00~18:00

休診日/日・祝日・水・土曜午後

特長/4名の医師と経験豊富なスタッフが対話を重んじた細かなケアをしてくれることで評判の病院です。キッズスペースや家族も一緒に泊まれる部屋を完備していて、リラックスできる空間です。

また、マタニティーヨガや離乳食教室・母親教室なども開催しており、産後のママ達の好評を得ています。

 

近年注目の出生前診断(胎児スクリーニング)

近年、超音波画像診断装置が飛躍的に向上し、胎児の形態や機能を鮮明に観察出来るようになりました。

そのことにより出生前診断のひとつである胎児スクリーニングに関心が高まっています。

胎児スクリーニング2つの検査

・母体血や超音波検査を用いる非確定検査

・膣帯血や羊水を用いる検定検査

 

超音波検査でわかる出生診断とは

 超音波検査で検診できる出生診断をそれぞれの段階に分けてお伝えいたします。

 

○妊娠初期(14週まで)

・胎児の頭頚部・脊柱・四肢の異常

・クアトロテスト

(妊婦から採血した血液中の4つの成分を測定して、ダウン症候群の確立算出検査)

※クアトロテストは確定診断ではありませんが、超音波検査との組み合わせせることによる診断の陽性的中率は82~87%と言われています。

・羊水染色体検査

※羊水染色体検査は35歳以上の高齢妊娠やクアトロテストで陽性と判定された場合、また超音波検査で染色体の異常が疑われる場合に適応されます。

 

○妊娠中期(15週から28週まで)

・胎児の頭部・心臓・腹部の位置

・内部構造・四肢の長さ・膣帯の付着部など

 

○妊娠後期(29週以降)

・胎児の心臓・胃・腸・胆のう・腎臓など

これらを段階的に検診することにより、水腎尿管症や先天性心疾患のほか、先天性水頭症・頭部くも膜嚢胞・胎児水腫・ガレン大静脈瘤・口唇裂などの胎児の疾患を診断することが可能になっています。

 

新生児の治療計画

今までは新生児の心疾患や外科疾患の診断については、出生後に治療計画を立てることが一般的でした。

しかし、胎児スクリーニングにより出生前にゆとりを持って治療に関して向き合う事が出来るようになりました。

その反面、妊婦検診という限られた時間の中で異常を発見すると同時に、その異常の症状を見極めるには非常に高度な診断技術を伴います。

そして、これらの症状を伝えられる患者さんのメンタルケアも慎重に行う必要があります。

患者側も、複数の病院や専門医の診断を受けることが出来ますし、可能であるならばそうすべきではないでしょうか。

健康な赤ちゃんが産まれてくることを望むことは当然のことであり、納得いくまで診断を受けることや、医師に相談することは必要不可欠です。

信頼できる医師としっかりとしたコミュニケーションを取りつつ、産まれてくるわが子を最善の状態で待つことは妊婦さんにとってとても大切なことでしょうね。


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