【2024年最新版】SUGOCA、nimoca、はやかけんを徹底比較。一番お得な福岡の交通系ICカードはどれ?

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交通系ICカードは、電車の改札やバスの乗り口でピッとタッチすることで運賃や料金を支払うことができる電子マネーです。福岡ではJR九州のSUGOCA(スゴカ)、西鉄のnimoca(ニモカ)、福岡市営地下鉄のはやかけんの3種類があります。

実は交通系ICは全国相互利用がスタートしており、この3種類の交通系ICカードは相互利用の対象となっています。ですから、SUGOCAもnimocaもはやかけんもどれも同じように福岡の西鉄バス(電車)、JR、地下鉄を利用できます。

じゃあ、どの交通系ICカードも同じなのか?と言われたら少し違う部分があります。大きいのは利用に応じたポイント還元などの部分になります。今回はそんな福岡を代表する交通系の電子マネーのSUGOCA、nimoca、はやかけんを徹底比較していきます。

少し情報が古い部分をアップデートしました。

全国的にも多い3種類の交通系ICカードがある街、福岡

交通系ICカードは、電車やバスの乗車券としてあらかじめチャージしている残高の範囲内でタッチ&ゴーで決済・乗車できるカードです。日本全国で様々な鉄道会社などが発行しており、Suica(JR東日本)、PASMO(東京メトロ)、ICOCA(JR西日本)、TOICA(JR東海)といったように色々な交通系ICカードがあります。

全国主要な交通系ICカードは相互利用が可能となっており、SUGOCA、nimoca、はやかけんの3種類は相互利用の対象となっています。

そのため、SUGOCA(JR九州)を使って西鉄のバスや電車に乗車することができますし、逆にnimocaをつかってJR九州の電車に乗車することもできます。もちろん、SUGOCAやnimocaで東京に行ったときに山手線(JR東日本)に乗車することもできます。

そんな交通系ICカードですが、福岡は全国でも珍しい3種類の交通系ICカードが同じエリアに存在しています。これは東京や大阪よりも多いです。自慢しましょう!

そして、そんな3つある交通系ICカード、福岡で使うならどれがいいのか?徹底比較していきます。

 

交通系ICカードの利用で貯まるポイントで比較する

SUGOCA、nimoca(ニモカ)、はやかけんの3枚の交通系ICカード(電子マネー)はそれぞれ利用でポイントが貯まるサービスを実施しています。

このポイントが電子マネー選びで大変重要な部分となっているので積極的に比較していきましょう。

SUGOCAのポイント制度

JR九州の交通系ICカードがSUGOCAです。JR系だとJR東日本のSuicaが有名ですがそのJR九州版と思ってもらえればいいです。JR九州内での乗車に対してポイントが貯まります。

  • お買い物: JRキューポ加盟店で200円ごとに1ポイント付与
  • 加盟タクシー利用: 100円ごとに1ポイント付与
  • 特定の列車利用: JR筑肥線・唐津線⇔福岡市地下鉄の一部区間の利用でポイント付与

ポイントの有効期限は獲得から2年間です。

ちなみに、2017年にJR九州はSUGOCAポイントを含む、JQポイント、eレールポイントを統合し「JRキューポ」となっています。このJRキューポについては、他のポイントへの交換を含めて非常に使い勝手が良いです。

参考記事:ポイ活民必携!JQカードセゾン(JRキューポ)の魅力

JRキューポを上手に貯めて、他のポイントに交換してお得にポイ活するというような使い方ができますね。

nimocaのポイント制度

西鉄グループの電子マネーです。西鉄バスや西鉄の電車への乗車ポイントも貯まりましたが、2021年4月1日より、電車やバスの乗車でたまるポイント還元制度を廃止しました。

一方で昭和バス/佐賀市営バス/祐徳バス/長崎電気軌道/函館市電/函館バスなどではポイントがたまる仕組みが残っています。

  • 対象カード: nimoca、スターnimoca、クレジットnimoca
  • 対象: nimocaエリア内の一部バス・鉄道での支払い
  • ポイント種類: 固定ポイントとボーナスポイント

固定ポイント

  • 対象交通事業者: 昭和バス、佐賀市営バス、祐徳バス、長崎電気軌道、函館市電(函館バスはボーナスポイントのみ)
  • 佐賀市営バス、祐徳バス、長崎電気軌道: 2%
  • 函館市電: 3%
  • 昭和バス: 5%

ボーナスポイント

  • 付与基準: 当月中の累計利用金額に応じて
  • 2,000円到達時: +50ポイント
  • 10,000円到達時: +250ポイント
  • その後も利用金額が上がるごとに段階的にポイント付与

また、nimoca加盟店でのショッピングでもポイントが付与されます。nimoca加盟店については西鉄のお膝元である福岡天神などの商業施設では多いです。ソラリアステージやソラリアプラザなどでのお買い物が多い人は良いですね。

また、比較的キャンペーンとしてnimoca払いでのボーナスポイントのようなキャンペーンを近隣施設で行うこともが多いのも特徴です。

天神でのお買い物が多い方にメリットが大きいのがnimocaですね。

はやかけんのポイント制度

もちろんです!「ひと駅ポイント」とは、ICカード「はやかけん」を使って地下鉄の1駅区間を利用すると、ポイントが付与されるサービスが用意されています。

  • 利用方法: 自動改札機で「はやかけん」を使用
  • ポイント付与:
    • 通常: 1駅利用につき60ポイント
    • 小児・割引利用: 30ポイント
  • 対象区間: 地下鉄全線(空港線・箱崎線・七隈線)
  • ポイント付与時期: 利用月の翌月10日
  • 制限: 月に10回まで

対象の1駅区間をよく利用するという人は、このポイントプログラム悪くないと思います。現在は1駅区間210円なので実質150円に割引ということになりますね。

複数持ちは非効率。利用状況を考えてあったものを選ぼう

交通系ICカードはいずれも「チャージ」をして利用するタイプの電子マネーとなっています。

そのため、複数持ちは財布のカードの数を増やすという意味でもあまりお勧めしません。

それぞれは相互利用が可能になっているので、SUGOCAでもnimocaでもはやかけんでも、同じように決済自体は可能です。たとえば、福岡市役所など役所は「はやかけん」を使って各種料金の支払いができるようになりましたが、ここでもSUGOCAやnimocaを使って決済をすることができます。

基本としてはやはり一番利用頻度の多い交通系ICカード1枚に絞って持つということでしょうか。

ちなみに、周りのみんなはどうなのか?というと、発行枚数でいえばぶっちぎりでnimocaが人気で、続いてSUGOCA、はやかけんの順番となっています。

おすすめはクレジットカードとの組み合わせ

特に、nimocaやSUGOCAであれば単体のカードを持つよりもSUGOCAやnimoca一体型のクレジットカードを持つ方がお得です。

  • デポジット(保証金)が不要
  • 乗車時だけでなく、チャージ時にもポイントが貯まる

この2点があります。

まず、SUGOCAやnimocaなどの交通系ICカードはどれもカードを発行するときに500円のデポジット(保証金)が必要になります。これはカードを解約する際には戻ってきますが、残高としては利用できません。一方でクレジットカード一体型であればデポジットが不要になります。

また、クレジットカード一体型のSUGOCAやnimocaの場合、クレジットカードを使ってオートチャージ(一定以下の残高になったら自動的にクレジットカード決済としてチャージする)ことが可能になっています。このチャージの際にも乗車ポイントとは別にポイントが貯まります。

  • 現金チャージ→乗車ポイントのみ
  • 一体型クレジットカードでチャージ→クレジットカードのポイント+乗車ポイント

というように両方を貯めることができるわけです。ポイントを二重に獲得できるので圧倒的にお得です。

SUGOCA一体型のおすすめクレジットカード

JQカードセゾン

JR九州が発行しているSUGOCA一体型クレジットカードです。

年会費:初年度無料
※2年目以降も年1回以上の利用で無料になります

強みと言えるのがカードのショッピングでもSUGOCAの利用でもJRキューポというポイントが貯まる点です。

JRの商業施設内での優待(アミュプラザ5%オフ)などの強いです。オートチャージの設定をすればSUGOCAチャージでもポイントを貯めることができます。

nimoca一体型のおすすめクレジットカード

ANA CARD nimoca

ANA(全日空)がnimocaと連携して発行しているクレジットカードです。

年会費:2,000円+税(初年度無料)
※マイペイすリボ設定で1,025円+税
※入会時・更新時に1000ANAマイルがもらえます

空と陸の両方のポイントを貯めることができるクレジットカードとして人気があります。nimocaポイントをANAマイルと交換することもできるようになっており、陸(バスや西鉄電車)で貯めたポイントを使って無料航空券と交換して旅行するなんてこともできます。

nimocaやSUGOCAはApplePayやGooglePayはできないの?

残念ながら、SUGOCA、nimoca、はやかけんともにおサイフケータイ、Apple Pay、Google Payには対応していません。ちなみに、スマホ決済に対応している交通系ICカードはSuica(モバイルSuica)とPASMOのみとなっています。

実はここまで書いては来たものの、私自身は今はAppleWatchにSuicaを入れてそれで支払っています。スマホを出す必要すらなく、腕をかざすだけで支払いが完了してしまうという便利さに抗うことができませんでした。

乗車ポイントは付与されませんが、Suicaの場合は実はApplePayでチャージをすることができます。ApplePayに登録しているクレジットカードなどを通じてチャージをすることができ、チャージ時にポイントが貯まる点もお得です。


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