第四話 思惑(小説:モテすぎた男)
記事内にプロモーションを含む場合があります
毛利を先頭にして、田村と藤原明日香を含めた参加者全員は一軒のお店に入って行った。博多駅直結の商業ビル9階にある毛利のお店だ。
完全個室とはいかなかったが、見事な彫刻のあしらわれた建具の奥にある半個室に案内された。
土曜日の夕方、しかも博多駅直結のビルということもあり、店先にはすでに待ちのお客さんまでいる様であった。
さあ、藤原明日香を巡って席取りにひと苦労しそうだなぁと思うも束の間、その藤原明日香が隣に座りたいであろう谷川旬の両サイドは、瀬尾と明石に占拠された。
そうなると今度は、藤原明日香の脇を掴み取るのは誰か?冷やかし程度に見ていたのだが、あっさりと近藤が掴み取った。
もう片方の隣席もまた、予想通りと言うべきか、佐藤が押さえたようだ。
全員が上座には座るのは気が引けるらしく、不人気の上座には田村が、その両隣には毛利と三上がそれぞれ着座となった。
三上の隣にはもはや当たり前とも思える和田が太った体ながら、控え目に座っている。
「みなさん、今日はご参加頂きありがとうございます。まだまだ、講義は続きますがここでは存分に意見交換など交流を深めて下さい。また、当初予定していた店舗から急遽このお店変更になりましたが、料理のクオリティーは比較になりません。博多でも屈指の人気店を格安で提供してくれた毛利さんに感謝しましょう。」
それでは毛利さんから一言頂戴して、という田村の呼び掛けに毛利は、
「今日の出会いに感謝して楽しくやりましょう。急にお願いされたものですからちょっと狭いがここを押さえるのに精一杯でした。お許しください。あと一つだけお願いです。
他のお客様との境界が近いため、なるべく席替えは控えて頂けたら助かります。以上です。それでは田村さんにバトンを戻します。」
「それではみなさん。乾杯。」田村の掛け声で会食はスタートした。
たしかに、店舗面積が狭い駅ビル店の特徴というべきか、通路が狭く、一度着座すると席替えは面倒ではあった。
近藤はさぞかし喜んでいるだろうな、逆に藤原明日香には苦痛の二時間だろうと思いながら田村は参加者全員に目を向けた。
一番気になるのは佐藤だ。
藤原明日香の隣を死守出来たのは良かったが、近藤という強烈な個性を放つライバルの存在は邪魔で仕方ないであろうと思った。
事実、藤原明日香との会話を独占しているのは近藤だ。
佐藤にしても、藤原明日香が自身の勤める会社会長の愛人であるのか、またそうではないのかという真実を掴む、いや事実を知れないまでも、ある程度の確証を得るチャンスはこの時を置いて他にないだろう。
田村とすればなんらかの援護で佐藤に恩を売っておきたい所だが、今のところそれは難しく、歯がゆい思いは時間と共に増すばかりだった。
“せめて、近藤さえ引き離せたらなぁ。彼の口から藤原明日香が好きだという言葉を聞いたわけではない。普段出会うことのない美しい女性で、しかも仕事なのだから無碍にあしらわれることも無いこの状況を思う存分に楽しんでいるだけだろう。
この後訪れるクラブで、別の女性に釣られることを期待するとしよう“
一方、まだ乾杯のビール一杯だというのに、谷川旬を挟んだ瀬尾、明石の三人の会話は非常に盛り上がっていた。
店内は満席、しかも炉端焼きということもあり、店員の元気な掛け声と他のお客さんの話し声で、三人がどんな話をしているのかまでは聞こえてこなかったが、およそ仕事の話をしているのだということはわかった。
恋愛成就のセミナーではあるがこうして参加者同士の交流が深まっていくことに、田村は喜びを覚えていた。
一人がその成果を伝えるよりも、ある程度まとまったグループで伝えてもらったほうが口コミの速度も速く、また評判も上がるはずだ。
ソーシャルネットワークが宣伝のツールになった今、情報の共有は絶対だ。
それだけでは無い。
毛利からは金儲けの為だけのビジネスと揶揄されたが、こういう異業種交流の側面もあるのだということを参加者に、いや一番は自分自身に強く意識付することが出来る。
“ただの金儲けじゃないさ。人の役に立っているんだ。”
隣の席では三上が和田と話し込んでいた。
その距離から話の内容はすべて田村に聞こえてきた。
「和田さん、来週是非飯でも行きましょうよ。その後にはとっておきのところを準備しておきますので。」
「とっておきって何処ですか?」和田はきらきらした目で三上に尋ねていた。
「その日までのお楽しみですよ。じゃあ来週火曜日19:00に、場所は丁度いい。ここにしましょう。予約お願いできますか?毛利さん。」
三上は田村を挟んだ隣席の毛利に投げかけた。
「勿論です。御席の方は準備させて頂いておきます。何か召し上がりたいものはありますか?事前にお知らせい頂いておきますと準備しておきますよ。」
「そうだなぁ、ノドグロと鮑お願い出来ますか?鮑は大振りの肉厚のやつで頼みます。」
「かしこまりました。大振りの鮑となると多少値が張りますよ?」
「構いません。経費ですから、ははは」
三上のうすら高い笑い声が響いた。
実際のところ、三上は会社経費でやりたい放題だった。
大手商社とはこれほどまでに経費に甘いものかと田村も首を傾げるほどに。
事実、田村も三上と出会った頃は、それはもう接待漬けにされたものだった。
かれこれ一年程前のことだ。
福岡県主催のビジネス交流会で三上と出会った。
三上は田村のセミナービジネスに興味を示してくれ、その後も交流を続けるようになった。
大手商社勤務の三上から接待を受けている冴えない零細企業社長の自分が誇らしげに思えた。自分にはこれほどのお金を使ってもらえる価値があるのだと。
でも、ある時に気付いた。
気付くと云うより、三上から告げられたと言ったほうが正しい。
「あなたの友人の毛利さんの炉端焼きのお店の権利を取りたい。」
ビジネス交流会の際に出た軽口のひとつで、毛利とは幼馴染であるという一点を三上は聞き逃さなかったのだ。
恐らくは初めから自分のビジネスに興味など無かったということをその時悟った。
毛利の炉端焼きのお店「浜夕」は全国的な人気があった。
全国各地の商業施設から出店の依頼が舞い込み、それとは別にフランチャイズを希望する企業からの問い合わせや、海外出店の打診まで、毛利の元にはあらゆるビジネスプランが寄せられていたのだが、彼はその一切を受け付けなかった。
この福岡の飲食業界では有名人の毛利の名を出し、自身の虚栄と見せたかった自分の所為ではあるが、なんとも惨めなことだと落胆した。
しかし、田村はすぐに前向きに捉えた。
三上とのパイプは必ずプラスになる。
彼も自身の目標達成と引き換えに、それ相応の利益を俺にもたらす筈だ。
こんなことでいちいち落ち込んでいては、零細企業の社長など遣っては行けない。
三上の提案に乗ろうじゃないかと、そうなれば自分と三上は一心同体だ。
三上の弱みを握る事もできる。
“なにより、渡りに船だ。毛利を引きずり落としてやる。”
“この俺から、一番大事なものを盗んでおきながら、涼しい顔して友人面しやがって”
予想通り、それからの三上は田村のセミナービジネスに一役買った。
企業向けセミナーでは取引のある会社をいくつも斡旋してくれ、それ相応の利益を田村に齎した。
そして、自身の提案を実現する動きを見せない田村に苛立ち、見下すような態度を取るようになって行った。
一年経った今はというと、出会った頃からするとその立場は大きく変わっていた。
三上が田村にお金を使うことは無くなっていた。
そればかりか、田村を財布代わりに利用しているかのようでもあった。
三上からすればようやく叶った接点の場であり、今まで儲けさせた田村の出番なのである。
毛利が今回のセミナーに参加することがわかった時点で、慌てて三上も参加してきたのだ。
田村としてもこのセミナーの期間にどうこう出来るとは考えていなかった。
毛利ほど慎重な男のことだ。ゆっくり、ゆっくりと時間を掛けてその城を落す。
しかも、棚から牡丹餅、大手上場企業執行役員の佐藤からの大切なお願いもある。
今はそちらのほうが金になりそうだし、大事だ。
斯く言う三上も別の企てを持っているようだ。
そうでもない限り、20歳そこそこの和田を接待するなどあり得ない。
“可哀そうに、和田さんはきっと三上に食い物にされるな”そう感じていた。
その頃になるとテーブルは新鮮なお刺身や、炭火でこんがりと焼き上げられた魚介や、お野菜などで埋め尽くされた。
どれを取っても文句のつけようのない味とボリュームだ。
いつも通っていると気が付かないものだが、こうして改めて見ると、やはり感心してしまう程だ。
他店の追随は許さない圧倒的なパフォーマンスで、それは流行るだろうと、納得しか出てこない。
忙しく店内を移動していた毛利も、落ち着いて着座し一息ついていた頃になって、三上が切り出した。
「田村さん、ご紹介いただけないですか?」
田村としては、まだ早いと焦るなっと思っていたのだが、三上は和田を丸め込み、次の獲物が欲しくて堪らないようだった。
「毛利さん、こちら三上さん。ご存知かもしれないが、山陽物産のお偉いさんです。」
「そうでしたか。随分とご立派な会社にお勤めなんですね。専門は何になるんですか?」
「入社以来一貫して食品を担当しています。海外での買い付けから、国産ブランドの育成から開発まで、それはもう、青ネギひとつからブランド牛に至るまでです。」
「それは素晴らしい。私も御社には多少のご縁がありまして、過去には明太子の新ブランド開発をご一緒させて頂きました。
その時にも、原料の調達から販路、ブランディングに至るまでそれはもう、丁寧で迅速な仕事ぶりでしたよ。」
「存じております。担当はたしか、高宮でしたか?」
「ええ、そうです。今では出世されて関西で支社長をされているとお聞きしていましたが。」
「そうです。私も若い時分にお世話になりました。私からすれば雲の上の存在でして、軽く口も聞けないような人です。」
三上の謙遜した発言に対して、毛利は答えた。
「いやぁ、世の中狭いですね、色々な縁で繋がっているということですね。」
「本当にそうですね。尊敬する上司である高宮とタッグを組まれた毛利さんと私もなにかお仕事をしてみたいものです。恥ずかしながらそれなりの経験を積んできた今だからこそ言えることでもありますし、なにか強いご縁を感じます。
是非とも宜しくお願い致します。」
「確かに。楽しみにしています。」
三上渾身のアプローチは毛利に届いたようだった。
これにより田村は一つ肩の荷が降りた気分だったが、ここからが本番だった。
三上と共闘して、幼馴染である毛利からその全てを奪い取る。
そう20年以上も前に自分がされた屈辱をそっくりそのままお返ししてやる。
その思いが頭の中だけでは足らず、田村の体中を熱くした。
顔も強張り、平常心を保つ余裕が無くなっていることに自ら気付き、席を立った。
“ちょっと頭を冷やそう。幸い毛利と三上は二人きりのほうが、話が盛り上がりそうだ。”
田村は店舗を一度出て、同じフロアにある喫煙所にやってきた。
愛煙家の田村にとっては禁煙のお店ばかりでわざわざ喫煙所に行くことが面倒でならないのだが、今日は違った。
三上の上から目線の発言や、毛利に対する白々しい演技とも思える商談を思い返す内に、また、こんなセミナービジネスで利益を上げている自身への葛藤と、毛利に対する積年の憎しみが相俟って、その同じ空間にいることが堪らなく苦しかったのだ。
喫煙所で煙草を吹かしてようやく心が落ち着いてきた。
“これからのことを考えよう”
やらなければならないことはいくつもあるのだ。
もう一服してお店に戻ろうと考えていた時になって、一人の男が喫煙所に入ってきた。
和田健だ。
なるほど、明石、瀬尾、谷川旬の三人と、佐藤、近藤、藤原明日香のグループ、そして三上が毛利との会話に夢中になっている今、彼は一人きりで居場所を無くしてここに来たのだろう。
「和田さん、煙草吸うんだね?」
「いえ、吸いませんよ。」
「えっ、だったらどうして?」
「田村さんきっと此処じゃないかと思ったからです。」
なんとも返せず、キョトンとしている田村に和田は続けた。
「田村さん、三上さんと元々お知合いですか?」
この後に続く和田の言葉が読めずに田村は少し動揺した。
そして、その僅かな動揺は、和田にしてみれば答えに等しかったようだった。
「お知合いなんですね。そうですか。」
そう言って和田は押し黙った。
田村はどうしていいか分からず、煙草に火を点けた。
ろくに進学もせずに、家業の不動産業でのんびりと暮し、それを裏付けるかのごとく丸々と太った22歳の青年を相手に、40歳の自分が困惑しているという事実がまた田村を追い詰めた。
「どうしたの?なにかあったんですか?」
ため口と敬語の入り混じった、まさにどう対処すれば良いものか、その心情がそのまま表れた容だ。
「あの人好きになれません。なんだかとても嘘っぽい。中身のない人だ。勿論、仕事やお金儲けが一番大事というならそれは素晴らしい人なのかも知れません。だけどやり方が気に食わない。」
「どうしたの?仕事やお金が大事というのは至って普通のことに思えますよ。その実私だってどこまで他人に誇れるものか。」
田村は22歳の若者に本心を打ち明けている自分に驚いた。
「田村さん。僕は田村さんのセミナー大好きですよ。本当にもう一度聞きたいと思って参加しました。だけど、他の方は違う気がする。前回はそんなこと無かった。今回はなんだか異常な雰囲気です。お気づきではないですか?それともすべてご存じなのですか?何がどうおかしいとか具体的なことはわからなくて言っています。間違っていたらすいません。」
「私はなにも知りませんよ。ただ幼馴染の毛利が集客に一役買ったということ以外は。」
「そうでしたか。それならばいいです。ただ、三上さんの思うようにはさせません。この事実を三上さんにお伝えして頂いても、また胸の中に閉まって置いて頂いても構いません。
よくわからないんですが、本当によくわからないんですが、僕は田村さんを信頼しています。それじゃあ。」
そう言い残して、和田は喫煙所を後にした。
田村はと云えば、今にもこぼれ落ちそうな灰を煙草ごと灰皿に投げ入れ、新しく取り出した煙草に火を付けた。
なんだったんだいったい。
少し整理してみよう。
和田は初対面である三上のことを嫌っている。それだけではない、どんな企みかはわからないが、三上の魂胆に気が付いている。
気が付いてはいるが、知らない素振りで来週もこれから先も交流を続けるというのか?
そしてその企み自体をあなたは知っていたのかと遠回しに聞いてきたのか?
俺は知らない。知っているのは毛利に関することだけだ。
だが、以前から三上と知り合いであったことは和田も承知したことだろう。
どうすべきか?余計な疑いは晴らしておくべきだろうか?
あと、俺のことは信用しているようなことを言っていた。
あれはなんだ?本心か?嘘でも本心でもどちらにしても俺はどう動くべきか。三上に伝えるか?
あともう一つ気になることを言っていた。
今回のセミナーは異常だと。
なにがそう思わせるのか?近藤の異常さか?藤原明日香の谷川旬に対する態度か?
佐藤の会社のことまでは知るはずもなかろう。
他になにが在るっていうんだ?
なんの答えも出ないまま、火を付けて一服もしていない煙草を灰皿に捨て、店へと戻った。
店に戻り、自身の席に戻る途中で、参加者の様子に目を遣った。
谷川旬を挟んだ瀬尾、明石は以前として絶間なく話し込んでいた。
三上に至っては田村の席に身を移し、毛利と話し込んでいる。
佐藤は相変わらずの場所をキープしているが、一生懸命に話しているのは近藤で、藤原明日香の表情からはさすがに疲れの色が見て取れた。
先ほどの和田もテーブルに戻ってはいたが、一人でポツンと寂しげに見えた。
三上に席を奪われた容の田村は仕方なく和田の隣の席に腰を下ろそうとしたその時だった。
バーンと大きな音がして、そのあとガシャーンとグラスが割れた。
近藤だった。
テーブルを激しく叩きつけ、「なんでだ。」と大声をあげて立ち上がっていた。
賑やかな店内が一瞬にして音の無い世界に包まれた。
直ぐに駆け寄った田村であったが、近藤はボロボロと大粒の涙を流しながら「なんで分かってくれないんだ。なんで。」
田村の制止も届かない様子で、見兼ねた店員が注意に遣ってきたところで、
「帰ります。これ以上は参加しません。」そう言い残して近藤は帰って行った。
あとのことを毛利にお願いして、藤原明日香を店外のベンチに連れ出した。
「どうしたのいったい?」
「特に何もありません。近藤さんが私たちは運命の二人だとしつこく言ってくるので、私にはそうは思えませんと言っただけです。一度や二度ではありません。お店に入ってからずっとです。」
藤原明日香は少しの動揺も見せずに答えた。
「だとしても、もう少し対処の仕方があったんじゃないの?」
大事なセミナーが台無しになったことで、少し憮然と言った田村に目が覚めるような答えが返ってきた。
「私の対応に問題があると仰りたいならそれでも構いません。ただ、あの人は完全に常軌を逸していますよ。恐らくこれから先も私はあの方に苦しめられると思います。
田村さん、貴方は今後に渡って私を守るなり、何らかの補償を与えて頂けるのでしょうか?
そうだとするのならば、田村さんの指示に従います。明日限りで知らん顔なら放っておいて頂けますか?被害者は私です。」
藤原明日香の御尤も意見に何も答えることが出来ず、田村は頭を下げた。
「うちの不手際だ。申し訳ない。今すぐにでも帰りたいだろうが、明日のカリキュラム終了まで手伝って貰えるかい?」
諦め半分でお願いした田村だったが、意外にも藤原明日香の返答は「はい。喜んで。」であった。
藤原明日香との話を終え店内へと戻った田村の眼に映ったのは、何事も無かったかのように話し込む谷川旬と瀬尾、明石の姿だった。
先ほど和田の言っていた異常さとはこのことか?
そう言われてみて初めて気が付くことだが、近藤のことがあったにも拘らず、今のこの雰囲気は異常だ。うまく表現することは難しいが、なにか別の思惑が働いているかのような、そう表現するのが妥当だった。
席に戻った田村は、和田と幾ばくかの会話をした。
一方、近藤と云うライバルが去った佐藤は、初めて藤原明日香と二人きりの時間を愉しめたように見えた。
時間にして僅か20分程だったが。
予定の二時間が経過したところで次の店へ移動することになった。
なんとも後味の悪い会食になったが、そう感じているのは田村と和田だけのように見えた。
それぞれの思惑を乗せたタクシーは中洲のネオンに向けて走り出した。
投稿者のプロフィール
最新の投稿
-
-
2022.05.11.
福岡小説 どこまでも惹き込まれるその青色 -
-
2017.03.07.
福岡小説 第十話 あなたの為なら(小説:モテすぎた男) -
-
2017.02.21.
福岡小説 第九話 迷い(小説:モテすぎた男) -
-
2017.02.07.
福岡小説 第八話 深夜の多忙(小説:モテすぎた男)