2017年 北九州市ヒット番付(九州経済調査協会調べ)
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今年も残りわずかです。
そこで、2017年北九州市で話題になった事柄を番付にしてお伝えいたします。
前頭:北九州空港新規就航
スターフライヤーが5年ぶりに北九州~沖縄線の運航を開始しました。
さらには、北九州~台北運行も開始され、より一層の観光客の誘致に拍車がかかる見込みです。
北九州市の元気は福岡県活性化の起爆剤ですので、是非頑張って頂きたいですね。
小結:映画の街として定着
(全編北九市にて撮影が行われた映画 相棒劇場版Ⅳより)
過去10年でロケ地として使用された映画は84本・ドラマに至っては130本以上の実績を誇る北九州市です。
北九州市を映画の街と言われるまでにした功績は北九州フィルム・コミッションなしでは語れません。
北九州フィルム・コミッションとは?
北九州市は、1989年から映画やドラマ等の撮影誘致と支援に取組み、2000年には北九州商工会議所、北九州活性化協議会、北九州青年会議所、 西日本産業貿易コンベンション協会、北九州市観光協会と共に北九州フィルム・コミッションが設立されました。
365日・24時間にわたる撮影支援や 不可能と言われる大規模撮影の実現などにより、多くの作品の誘致に成功しています。
映画の街北九州市を支える3つの力とは?
1・映画/テレビドラマのロケ地として国内外の製作関係者から高く評価されている理由のひとつが 「大規模ロケ協力への先駆的取り組み」です。
街中での爆破シーンや空港でのハイジャックシーンなど、 国内では不可能とされてきたロケを多く成功させた実績が新たなロケを呼び込んでいます。
2・のどかな田園風景や雄大な自然などに加え、明治・大正時代の建築物、 戦後から続く市場、 今なお稼働する工場群、 近代的な都市景観。
これらすべてのスポットが30分圏内に凝縮されているという独自性が、映像制作者の心をつかむ大きな魅力となっています。
3・6千人を超えるエキストラやボランティアの皆さんの積極的な参加に加え、道路や施設の使用を制限して行うロケに対しても温かく見守ってくれる市民の皆さんの寛容さが、撮影を成功させる土台となっています。
そうした活動が実り、第23回福岡県文化賞・社会部門受賞や東京ドラマアウォード2014特別賞受賞といった確かな実績を生んでいます。
関脇:小倉に新ランドマーク誕生/ミクニワールドスタジアム北九州
スタジアムの収容人数は15,000人で、ギラヴァンツ北九州のホーム球場となっています。
最前列の席は、タッチライン/ゴールラインとの距離わずか8mで、ピッチ面と同じ高さで観戦できる日本初の「ゼロタッチ」スタンドを採用したスタジアムです。
7m×10mの大型ビジョンと音響による迫力のある演出と、小倉駅から徒歩7分で海に面しているという好立地。
さらには、メインスタンドと両サイドスタンドには屋根が設置されていて、雨や夏場の日射しといった天候を気にすることなく、いつでも全力で応援が出来ます。
新スタジアムが完成したことですし、ここからが本番ですよ!
みんなで、ギラヴァンツ北九州を盛り上げ、さらには北九州市をもっと、もっと活気に溢れた街にして行きましょう。
大関:関門ノスタルジック海峡日本遺産決定
日本遺産(Japan Heritage)とは
日本遺産(Japan Heritage)とは地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的として制定されています。
日本遺産の認定状況として平成27年に18件、平成28年に19件、平成29年においては、79件の申請から17件が認定され、今回の認定で54件の日本遺産が認定されたことになり、
福岡県では大宰府に次いで2件目となります。
関門ノスタルジック海峡の概要について
1タイトル/関門“ノスタルジック”海峡 ~時の停車場、近代化の記憶~
2申請者/北九州市・下関市
3ストーリーの概要
古来より陸上・海上交通の要衝であった関門地域は、幕末の下関戦争を契機とした下関・門司両港の開港以降、海峡の出入口には双子の洋式灯台が設置され、沿岸部には重厚な近代建築が続々と建設された。
狭隘な海峡を外国船が行き交う景観の中、日本が近代国家建設へ向け躍動した時代のレトロな建造物群が、時が停止したかのように現在も残されている。渡船や海底トンネルを使って両岸を巡れば、まるで映画のワンシーンに紛れ込んだような、ノスタルジックな街並みに出会うことができる。
(北九市HPより抜粋)
4構成文化財 全42件詳しい文化財が知りたい方は下記から確認できますよ。
横綱:スペースワールド閉園
悲しいニュースではありますが、北九州市の番付で見事、横綱に選出されました。
最後に陽の目を見ない人/モノ/事柄も多い中で、これほどの注目を集め、更には多数の来園者が押し寄せている現状は、フィナーレを迎えるにあたって、これほど幸せな事はないのではないでしょうか。
これまで様々な人々の記憶に残って来たスペースワールド。
いよいよそのグランドフィナーレを迎えようとしています。
最後に
福岡県の中でも、独自の文化が根強く残る北九州市。
福岡市には無い魅力と、市民の団結力で他都市とは違う地元の活性化に取り組み、見事な成果をあげています。
大型レジャー施設の閉鎖などの暗いニュースもありますが、元々は九州をリードしてきた大都市北九州市です。
北九州市の発展はイコール福岡県全体の活性化に更なる拍車をかける事は疑いようのない事実です。
来年の番付は明るい話題で独占されるよう、心から願っています。
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